FP合格率&難易度のウソ、ホント

不動産に関わる分野が重複するので、対策上有利です

「FP2級受験に先立って、宅建を受験しておいた方が良いと聞いたんだけど・・・」
先日、これからFP2級試験に挑戦するという受験生の方から、こんな質問を受けました。

 FP試験と相性の良い資格やオススメのダブルライセンス等、確かに気になるポイントかもしれません。
具体的にいくつか候補はあるものの、それらは必ずしもFP2級受験の前に経ておくべき資格試験ではありませんし、試験対策にかかる労力を考えればとりあえずはFP2級突破に集中された方が良い場合もあります。
よって、“宅建→FP”の受験コースはよく見るとはいえ、決してそうしなければならない、そうした方が良いとは言い難い部分があると思います。

 “宅建→FP”がなぜケースとして多いのかと言えば、おそらく「試験範囲が一部重複しているから」という理由のみでしょう。
具体的には「不動産」がかぶっており、この分野を苦手とするFP受験生が多いことを鑑みれば、宅建受験である程度の基礎を作り上げておくことでFP試験対策がぐんと楽になる、といったこともあるかもしれません。
しかしながら、当然宅建試験合格のためには、不動産分野に関してFPで狙われる以上の知識が問われることになるわけですから、ご質問のような「FP2級試験受験のために宅建に挑戦する」という感覚であれば余計な勉強が多く発生してしまうことになります。
これは、自身の知識を豊かにするという意味では無駄ではないのでしょうが、あくまで「FP試験対策の一環」とするならば、遠回りであると言わざるを得ませんね。

 FP試験と一部範囲の重複する資格試験については、宅建の他にも年金アドバイザーや社会保険労務士、税理士等いくつも挙げることが出来ます。
試験範囲がかぶるからとはいえ、それぞれの試験についてもFP2級以上に難易度が高いと言えますから、宅建同様「FP試験のために」挑戦するのは得策とは言えません。
もっとも、仕事に活かしたいから等明確な目的がある場合には、ダブルライセンスを狙われるのも良いのでしょうが。今一度、ご自身のビジョンを明らかにされた上で、検討してみましょう。



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