FP合格率&難易度のウソ、ホント

FPと不動産を扱う宅建士は難易度が近いと言われます。テキストの分量も内容も差がないのですが、FPより出題範囲が狭く、試験形式の難易度が低くても、合格には高い正答率が要求されるので注意が必要です。

FPと宅建、勉強方法の方向性の違い



宅建の勉強方法は、試験基準が「宅地建物取引業に関する実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準が置かれて」(参考URL:一般財団法人不動産適正取引推進機構)いるので、現場でどのように考えれば良いかを学ぶというという実践的な勉強方法になります。

民法をはじめとして、不動産に関する法律を学びますが、難しい法律の議論を学ぶという勉強方法ではない点がFPに似ています

宅建の出題範囲は、権利関係・宅建業法・法令上の制限・その他の分野の4分野になりますが、宅地建物取引業に関するものばかりなので、FPに比べ出題範囲は狭いと言えます。

FPと宅建、テキストの違い



宅建士試験のテキスト

みんなが欲しかった!
宅建士の教科書 2017年度
滝澤ななみ著 TAC出版 604ページ
わかって合格(うか)る宅建士
基本テキスト 2017年度
木曽計行著 TAC出版 788ページ
2017年版
らくらく宅建塾
宅建学院著 宅建学院 547ページ

宅建士試験のテキストはFP2級試験のテキストより分量が少ないテキストもあり、FPと宅建士は分量的にはあまり差がないと言えます。

FP2級試験のテキストでは「「宅建業」とは、「不特定多数に対して反復して行う」場合をいう。」(『FP技能士検定試験2級集中レッスン』田中進一監修:成美堂出版)と説明されている部分が、宅建士試験のテキストでは、「「業」とは、①不特定多数の人を相手として、②反復継続して、取引を行うことだ。」(『らくらく宅建塾』)と、ほぼ同じ言葉遣いになっています。この点からもFPと宅建士は内容の難易度的にも差がないことがわかります。

FPと宅建、試験形式の違い



FP2級試験 行政書士試験
試験時間 学科120分 実技90分 120分
解答形式 4択・記述 4択
合格点 60問中36問 50問中36問以下
記述式試験の有無 有(実技は記述式試験)
個別合格の可否
合格率 学科25%程度 実技3~5割 15%程度

宅建士試験は120分と時間も短く、記述式試験がないため、FP2級試験よりも易しい試験形式と言えます。しかし、合格ラインが6割から7割の間という高い得点率になっているので、ミスの少ない人向けという試験になっています。



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