FP合格率&難易度のウソ、ホント

行政書士は法律を扱うため、難しい内容を多く学ばなければならないので大変ですが、数字に弱かったり、試験時間が長いと辛くなる場合は、FP2級試験の難易度の方が高くなります。

FPと行政書士、勉強方法の方向性の違い



行政書士は、「依頼された通りの書類作成を行ういわゆる代書的業務から、複雑多様なコンサルティングを含む許認可手続の業務へと移行してきており、高度情報通信社会における行政手続の専門家」(参考URL:日本行政書士会連合会)なので、法律の理論的なものを学びます。行政書士試験では実務的なものは出題されないので、FPとは違った理論的な勉強方法を選択する必要があります。

憲法・民法・商法・行政法・基礎法学・一般知識が問われます。FPより範囲は狭くなっていますが、一般知識という広い範囲のものを学ばなければならないので、新聞などを読むという勉強方法を採る必要があります。

FPと行政書士、テキストの違い



行政書士のテキスト

合格革命
行政書士 基本テキスト 2017年度
行政書士試験研究会著 早稲田経営出版 824ページ
2017年版出る順行政書士 合格基本書 東京リーガルマインド
LEC総合研究所 行政書士試験部著
東京リーガルマインド 804ページ
うかる!
行政書士 総合テキスト 2017年度版
伊藤塾編集 日本経済新聞出版社 807ページ

行政書士試験のテキストは800ページ程度で、FPの1.5倍の分量があります。

FPのテキストでは「贈与とは、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思表示をし、相手方がこれを受諾することによって成立する契約。」(『FP技能士検定試験2級集中レッスン』田中進一監修:成美堂出版)とあります。行政書士のテキストでは「贈与契約は、一方当事者が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾することによって成立する(549条)」(『民法Ⅱ債権各論』内田貴著:東京大学出版会)と書かれています。

贈与契約の定義なのでほとんど変わりはないのですが、行政書士は法律職だけあって条文を読まなければなりません。テキストの内容は行政書士の難易度の方が高いと言えます。

FPと行政書士、試験形式の違い



FP2級試験 行政書士試験
試験時間 学科120分 実技90分 180分
解答形式 4択・記述 5択・記述
合格点 60問中36問 60%(足切りあり)
記述式試験の有無 有(実技は記述式試験)
個別合格の可否
合格率 学科25%程度 実技3~5割 1割程度

行政書士試験は記述式試験が40字程度の論述になっていて、計算しなければならないFP2級試験とどちらが難易度の高い試験形式かは人にそれぞれでしょう。

FP2級試験の方が試験時間が長いところに難しさがあります。



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