FP合格率&難易度のウソ、ホント

FP試験は難しくない?

数ある国家資格の中でも、とりわけFP試験は合格率の高い資格として知られています。
そのため、しばしば「簡単」「独学でも1ヶ月で」などと言われてしまうことも多いのですが、こうした文言は実際に受験を経験し、苦労してこの資格を取得した立場としては甚だ心外です。
FP試験の合格率は2級で30%程度ですが、その試験範囲は実に膨大。
社会保険制度のことから相続、税、さらには難解な計算を伴う実技試験に至るまで、すべてを網羅しようと思えばかなりの苦労を要します。
2級といえども、FP試験の合格率が30%というのは、非常に高い数字であると感じます。

そもそもFP2級の場合、受験資格としては「実務経験者」の他、「3級合格者」「協会認定講座を修了した者」に限られています。つまり、FPは誰にでも受験できる資格ではなく、本当にステップアップを志す者のみに門戸が開かれたライセンスであると言うことです。
これらの受験資格を満たした人、つまり本気でFPを目指す人の中から、FP2級合格率は30%ということですから、よくよく考えてみると安易にFPの合格率だけを見て「簡単」「うかりやすい」とは言いがたいのではないかな、と思えます。

国家資格の中には受験資格を定めていないものや、「大学卒業」といった大きな枠を設けているものもありますが、こうした資格では合格率一桁ということも珍しくありません。
しかしながら、受験資格のことを考慮すれば、それらとFP2級の合格率30%を単純に比較することは出来ないのではないでしょうか?
FPだって、もっと受験資格を緩やかにすれば合格率はぐんと下がるはずです。
決して試験内容が簡単だから、合格率が高めであるというわけではないのです。



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