賢者の受検法-FP資格の種類-
FP資格の種類
ファイナンシャルプランナー(FP)には、2つの資格があります。
ひとつめが国家資格である「FP技能士」。
もうひとつが民間資格である「AFP&CFP」です。
それぞれを紹介しましょう。
国家資格 <FP技能士>
2002年4月に国家資格化され、厚労省が認定し(社)金融財政事情研究会(きんざい)が運営する国家資格です。
これには1、2、3級があり、2級受検には3級合格者か2年以上の実務経験、またはAFP認定研修の修了者の条件が必要。
そして、1級受検には2級合格者で1年以上の実務経験がある者、もしくは5年以上の実務経験がある者と規程されています。
民間資格 <AFP&CFP>
これは日本ファイナンシャルプランナーズ協会(以下、FP協会)より認定され、FP技能士より以前に資格化された民間資格。
「AFP(アフィリエイテッドFP)」は、〝普通資格〟とされ、現在国内で約14万人が存在しています。
一方、「CFP(サーティファイドFP)」は、世界23の国と地域で認められ、世界水準のサービスを提供できる〝国際資格〟、国内には22,254人しか存在していない上級資格です。
なお、CFPになるためには、AFPの資格所有者であることが必要なため、まずはAFPの取得が必須となります。
1回で2度美味しい!賢者の受検法
2種類あるならば、「どちらを取得すべきか?」という疑問が起こるのは必然。
しかし、資格取得にも効率を求めたいもの。
そこで注目すべきが、2級FP技能士の受検条件である「AFP認定研修の修了者」という項目。
また、AFP認定研修を修了していればAFP資格が取得でき、かつ、2級FP技能士試験はAFP資格試験を兼ねているのです。
つまり、事前にAFP認定研修を受講し、修了後に2級FP技能士試験を受験し合格すれば、AFPと2級FP技能士の2資格を同時に習得できるということなのです!